
正直に言います。後悔した瞬間も、ありました。
でも最初にお伝えしたいのは、今は「受けてよかった」と思っているということです。
「やる必要なかったのかな」と思った夜も、ありました。でも今は、やってよかったと思っています。
この記事では、キラキラした体験談ではなく、しんどかったこと・想定外だったこと・本当のデメリットをすべて話します。
これから幹細胞治療を検討している方に、リアルな話を届けたくて書きました。
幹細胞治療の「後悔」について、もっと個人的な気持ちを書いた記事があります。
診察台で泣き叫ぶ息子を押さえながら、自分の手が怖くなった日のこと。
兄弟に「今は習い事はできない」と伝えた日のこと。もしよければ、こちらも読んでみてください。
→ 「ママって呼ばれたい」だけで、私は治療を選んだ
デメリット① 費用が、本当に高い
まずここは避けて通れません。
うちは約500万円かかりました。
しかも体重が重いほど費用が上がる仕組みになっています。子どもが成長するにつれて費用が増える可能性があるということ。これは事前に知っておいてほしい。
「高い」というのは分かっていたつもりでした。でも実際に数字を見たとき、正直「高すぎる」と思いました。
それでも決断したのは、他の選択肢では変えられないものがあったから。でもこの費用は、誰にでも勧められるものではないことも事実です。
費用についてはかなり悩んだので、実際にかかった金額や内訳はこちらにまとめています👇
デメリット② 治療中の様子が、かわいそうすぎた
これが一番つらかった。
治療は麻酔なしでは難しいため、麻酔をかけてから処置します。でも麻酔が効くまでの間、ソラを押さえつけなければなりませんでした。
主治医の先生・麻酔医師・受付の方・そして私(保護者)で、4人がかりで。
治療室で、息子を押さえつけながら。
「ごめんね」と心の中で何度も言いました。泣きそうになりながら、顔には出せなかった。
しかも1回では終わりませんでした。何度もこの場面を繰り返したことで、「本当にこれでよかったのか」という気持ちが何度もよぎりました。
医療的には必要な処置であり、安全面には十分配慮されていました。でも親としては、やっぱり辛い時間でした。
ここまで読むと、不安になると思います。
実際にうちも、「やらなきゃよかったかも」と思った瞬間がありました。
そのあとどう感じたのかは、こちらにまとめています👇
デメリット③ 効果がすぐ出ない。「変わった?戻った?」の繰り返しがしんどい
治療直後に劇的な変化はありません。
最初の頃は——変わった気がする→戻った気がする→また変わった?→やっぱり戻った?
この繰り返しでした。
「やっぱり効かなかったのかな」と思う夜がありました。「500万、無駄だったのかな」と思った瞬間もあった。
うちの場合、3ヶ月ほどで睡眠・腸・恐怖心に変化を感じ始めました。でもそこまでは本当にヒヤヒヤの連続でした。
焦りは禁物。でも焦るな、という方が無理な話でもありました。
デメリット④ 誰にも言えない孤独感
「幹細胞治療をした」と周りには言っていません。
なぜなら、ネットでも現実でも「騙されてる」「そんなもの効くわけない」という意見を目にしていたから。
大切な我が子のために決断したことを、批判されるのが怖かった。
だから夫婦だけで抱えて、誰にも話せないまま決断して、誰にも話せないまま経過を見守りました。
同じ思いをしているご家族が、もしいたら——この記事が少しでも「一人じゃない」と思えるものになれば、と思います。
デメリット⑤ 帰り道のことを考えていなかった
これは完全に想定外でした。
麻酔が効いている間に処置は終わります。麻酔が切れるまでクリニックで休んでから帰宅するのですが、それでも帰り道はフラフラな状態でした。
うちは電車で行ったんです。
夫と2人で、フラフラのソラを抱えながら、階段を歩いて帰った。
今思えば、絶対に車で行くべきでした。タクシーでも。
事前に移動手段をしっかり準備しておけば、防げる負担でもあります。これから行く方は、帰りの移動手段を必ず車にしてください。これは強くお伝えしたい。
それでも、やってよかったと思う理由
デメリットをたくさん書きました。全部、本当のことです。
でも今、「やらなければよかった」とは思っていません。
睡眠が改善された。腸が整ってきた。家庭療育の進捗が上がった。
あの押さえつけた瞬間も、孤独に抱えた時間も、意味があったと思えるようになりました。
ただ——「誰にでも勧められる」とは言えないのも本音です。
費用・精神的負担・効果の不確かさ。これを全部理解した上で、それでも選ぶ価値があるかどうかは、ご家族それぞれが判断することだと思っています。
この記事はソラ(ASD・折れ線型自閉症)のママが書いています。個人の体験であり、医療アドバイスではありません。治療の判断は必ず専門医にご相談ください。
🧭 デメリットを知った上で、どう判断するか
ここまで読んで、「やめた方がいいのかも」と感じた方もいると思います。
それでも「本当にやるべきかどうか」で迷っている方へ。
実際に体験した立場から、判断基準をまとめています👇
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どんなケースで効果が出にくいか、医師に聞いた話をまとめました。
👉 効果が出にくい人の共通点はこちら

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