「自閉症 初期サイン いつ気づく?」と不安に感じている方へ。1歳半で違和感を感じた実体験をもとに、気づいたタイミングと見逃しやすい変化を正直に書きます。
こんなことで悩んでいませんか?
- 1歳半頃から「なんか違う」と感じている
- 昼寝しなくなったのが気になっている
- 指さしや反応が減った気がする
うちも、この状態から始まりました。
結論|自閉症の初期サインはいつ気づく?違和感は診断より前から始まっていた
自閉症の初期サインに気づく時期は、人によって違う。
- 早い人 → 1歳前後
- 多くの場合 → 1歳半頃
- 気づきが遅れる → 2歳以降
でも——実際はもっと複雑だ。
「気づいた」タイミングは、「違和感があった」タイミングとは違う。
うちの場合、違和感はずっと前からあった。でも「気づく」ことができたのは、ずっと後だった。
うちのケース|1歳半から変わっていった
息子のソラは、折れ線型自閉症(退行型自閉症)と診断されている。一度は順調に発達していたものが、ある時期から失われていくタイプだ。
最初の違和感は、1歳半頃だった。
突然、お昼寝をしなくなった。
それまでは昼食後に眠れていたのに、どんなに頑張っても寝なくなった。「体力がある子なんだな」と思っていた。
でも振り返ると——それが変化の始まりだった。
▶ 「1歳半で突然昼寝しなくなった」体験の詳細はこちら → 1歳半で突然お昼寝しなくなった理由|折れ線型自閉症の初期サインだった実体験
指さしが消えた。
お店でアンパンマンを見つけると「パンマン!」と言いながら指さしていた。それがなくなった。私が指さしても——指の先じゃなくて、指そのものを見ていた。
「見て見て」が消えた日のことは、今でも覚えている。
▶ 指さしと共同注意の関係はこちら → 指さししないのは自閉症?共同注意がない子の特徴と気づいたこと
呼んでも振り向かなくなった。
名前を呼んでも来ない。音には反応するのに、呼びかけが届かない感じがした。
「ソラ!」と声をかけながら、届いているのかどうかわからない日々が続いた。
▶ 気づきのきっかけをまとめた記事はこちら → 折れ線型自閉症に気づいたきっかけ|「あれ?」と思った瞬間のこと
なぜ気づくのが遅れるのか
「違和感はあった。でも気づけなかった」——そういう親は多い。
① 「個人差だろう」と思ってしまう
1歳半で昼寝しない子は珍しくない。呼んでも来ない日はある。言葉が遅い子もいる。ひとつひとつは薄い違和感だから——重なっていることに気づきにくい。
そして——毎日一緒にいるからこそ、変化がわかりにくい。
少しずつ変わっていくから、気づいたときには「いつからだろう」となる。
② 周りに相談しにくい
「うちの子、なんか変かも」と言えない空気がある。「大げさ」と思われたくない。「心配しすぎ」と言われたくない。
だから誰にも言えなくて、一人で抱えて、どんどん孤独になっていく。
③ 健診で「問題なし」と言われる
うちの場合、1歳半健診は普通に通過した。でも健診は万能じゃない。その日の子どもの状態、親の答え方、担当者の判断——いろんな要素が重なる。
「健診で問題なし」は「異常なし」とは違う。
▶ 健診通過・発達相談・セカンドオピニオンの体験はこちら → 1歳半で昼寝しないのは自閉症?よくあるサインと見分け方
よくある初期サイン6つ
折れ線型自閉症の子どもに現れやすい変化をまとめます。
- お昼寝をしなくなる
- 指さしをしなくなる
- 呼んでも振り向かない
- 言葉が減る、消える
- 目が合いにくくなる
- 遊び方が変わる
それぞれの変化を、もう少し詳しく見ていきます。
① お昼寝をしなくなる
1歳半頃から、どんなに頑張っても昼寝をしなくなった。夜も眠れない日が続いた。
→ 詳しくはこちら
② 指さしをしなくなる
「見て見て」の共有がなくなった。指の先ではなく指そのものを見るようになった。
→ 詳しくはこちら
③ 呼んでも振り向かない
名前を呼んでも来ない。音には反応するのに、呼びかけが届かない感じがした。
④ 言葉が減る、消える
「ママ」「パパ」など一度言えていた言葉がなくなった。「うん」と「いいえ」が逆になった。
⑤ 目が合いにくくなる
目は向いているのに、私を見ていない。透明人間になったかのようだった。
⑥ 遊び方が変わる
「どうぞ」「ありがとう」のやり取りが消え、物を並べるだけになった。
▶ 6つのサインをまとめた記事はこちら → 1歳半で昼寝しないのは自閉症?よくあるサインと見分け方
気づいたあと、どうするか
「なんか違う」と思ったとき、動いていい。
相談していい。
小児科でも、保健師でも。「大げさかな」と思っても、言葉にするだけで次が見えてくる。
セカンドオピニオンを求めていい。
一人の専門家に「様子見」と言われても、それが全てじゃない。うちは発達センターで「様子見」と言われ、別の小児科で一撃で診断がついた。
「様子見」に縛られなくていい。
様子を見ている間、特性は濃くなっていく。孤独になっていく。「育て方がいけないのかな」と塞ぎ込む。
いくら専門家でも、わからないことがある。一緒に子育てはしてくれない。この子の人生に責任を負うこともない。
道を開いていくのは——行動した人だ。
まとめ|自閉症の初期サインはいつ気づく?
自閉症の初期サインに気づくタイミングは、1歳前後〜1歳半頃が多い。
でも——違和感はもっと前からある。
「個人差かな」「健診で問題なかったし」「相談したら大げさって思われるかな」——そういう壁が重なって、気づくのが遅れる。
ひとつひとつは薄くても、複数重なっているなら——動いていい。
「なんか違う」という直感は、あとから振り返るとちゃんと意味があることが多い。
「迷ったら、一度聞いてみる」でもいい。
早く動いたからといって、損することはない。でも、遅れて後悔することはある。
もし「うちも同じかも」と感じたら——その感覚は、たぶん間違っていない。
▶ 折れ線型自閉症について詳しくはこちら → 折れ線型自閉症とは?特徴・原因・回復の可能性を体験者が解説
▶ このブログについて → 水色デイズについて
※本記事は個人の体験に基づくものです。診断や判断は必ず専門医にご相談ください。
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あの時、「ママって呼ばれたい」と思った私が、500万円の幹細胞治療を選んだ理由を別の記事で書きました。
診察台で泣き叫ぶ息子を押さえながら、自分の手が怖くなった日のこと。

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